高橋幸宏さん ご逝去

新年最初のブログ更新ですが、悲しいお話になります。

YMOのドラマーである高橋幸宏さんがお亡くなりになりました。

 

報道ではYMOのドラマーとして記事にされていることが多いようですが、私は高橋さんの初期のソロアルバムもたいへんよく聞いておりました。

私が小学生から中学生の頃にかけて、初期のアルバム「サラヴァ!」「音楽殺人」「ニウロマンティック」あたりをもう本当に一日10回くらいリピートで聴いており、ある時は受験勉強をしながら、ある時はマンガを読みながら何回も何回もローテーションして聞いていました。

 

その当時、進路や成績に頭を悩ませていたことや、聴きながら読んでいたマンガ、当時使っていた参考書や問題集の表紙など、青春時代の思い出が曲を聴くと鮮やかによみがえってきます。

その後高校に入学して吹奏楽を始めたため、興味の中心は吹奏楽やクラシックに移っていきましたがその後もYMOのアルバム、メンバーそれぞれのソロアルバムについては小遣いの続く限り追いかけていました。

 

坂本龍一「教授」のご体調の件もあり、もう3人が揃ってライブやレコーディングをすることは難しいのかなあ、と思っていた矢先の訃報に、涙が零れました。

そもそも私が音楽に興味を持ったのはYMOに出会ったからです。

それがなければ音楽自体に興味を持たず、吹奏楽部に入ることもなかったでしょう。

 

高校の時に吹奏楽部に入ったのも、友人の勧誘というのもありますが「幸宏さんのようにカッコよくドラムを叩いてみたい!」と思ったからです。

結果、トロンボーン→チューバという人生になりましたが、それもまた素晴らしい経験でしたし、沢山の尊敬できる先生方、音楽仲間に出会うことができました。

 

本当に残念です。

ご冥福をお祈りいたします。